2019年3月17日(日)、『東海環状自動車道』「大安IC」が開通しました。
 今回の「大安IC」~「東員IC」間の開通区間6.4kmで全区間160kmのうちの約6割が開通したことになります。
 さらに、5年後には「北勢IC」が開通予定で、将来的に『東海環状自動車道』が全面開通することで、愛知・岐阜・三重の3県が繋がります。

 自動車関連企業が多い「いなべ市」にとって、製品を愛知県三河方面へ輸送しやすくなる利点があり、今回の開通で「大安IC」~「東員IC」間の所要時間が約5割短縮され、輸送効率が2割向上することで、企業の生産性の向上に繋がるそうです。

 また、昨年より四日市港への「外国クルーズ船」の寄港が増え始めておりますが、『東海環状自動車道』が開通することにより、訪日された海外の観光客の方々が、『東海環状自動車道』沿線の観光地「いなべ市」への周遊がしやすくなるなど、インバウンド観光の活性化の方も期待が高まりますね。
 もちろん、愛知・岐阜・三重の3県間での観光もこれからますます活発になりそうです。様々な地域の魅力を味わえるチャンスとなっていくといいですね。

写真 新山英洋さん